お知らせ
日本初の遺贈寄付に関する包括的なレポート「遺贈寄付白書」発行
日本承継寄付協会は、国内で初めて(※)となる遺贈寄付に関する包括的なレポート「遺贈寄付白書」を発行いたしました。本白書は、遺贈寄付に関する既存の調査結果を集約し、新たな調査や専門家へのインタビューを基に、日本社会における遺贈寄付の実態を明らかにしています。
※2024年9月1日時点、当協会調べ
遺贈寄付白書とは?
遺贈寄付とは、個人が亡くなった際に遺言によって、財産の一部または全部をNPO法人、大学、自治体などに寄付することを指します。日本承継寄付協会をはじめとする様々な団体がこれまで遺贈寄付に関する調査を実施し、その認知度向上を目指して活動してきましたが、遺贈寄付の普及はまだ十分とは言えません。
そこで、可視化されていない遺贈寄付の情報を集め、社会全体で遺贈寄付の価値を共有するために、本白書を作成いたしました。本白書では、これまでの調査結果に加え、新たに専門家や寄付先に対する調査を実施し、その結果を掲載しています。また、遺贈寄付の調査研究や発信を行ってきた4団体による座談会や、遺贈寄付の先進国であるイギリスの調査会社へのインタビュー内容も収録しています。
遺贈寄付白書の意義
本白書を通じて、これまで見えなかった遺贈寄付の実態を可視化し、情報が届いていない方々にも遺贈寄付の意義を伝えることを目指しています。誰もが遺贈寄付を通じて社会貢献に参加できるようになるための一助となることを期待しています。
目次
第1章 相続に係る3つの社会変化
第2章 遺贈寄付とは
第3章 遺贈寄付に係る調査結果
第4章 日本における遺贈寄付の現状
第5章 遺贈寄付に対する日本承継寄付協会の取組
第6章 "遺贈寄付のあたりまえ化"に向けて取り組むべき施策
第7章 「おもいやりのお金が循環する社会」の実現に向けて
コラム1 座談会 遺贈寄付のこれまでとこれから
コラム2 遺贈寄付に係る過去調査・提言一覧
コラム3 英国の遺贈寄付市場はどのように成長してきたか
調査結果は以下のURLよりダウンロード頂けます。